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京都・神戸レポート(3)

身内のあれで申し訳ないのですが、このブログに掲載されている編集委員の書評に一通り目を通しました。
端々に「いま」「わたしたち」の気持ちが溢れていて面白いなあという感想です。
そして、みんな、文章がうまい(笑)。

昭和生まれのわたしが平成の文学についてお勧めしていいのかっていう問題があるのですが、やっぱり、三並夏さんは外せないと思います。

平成マシンガンズ平成マシンガンズ
(2005/11/25)
三並 夏

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  撃って何が起こるというわけではない、相手が死ぬわけではないし怪我もしないし心の傷も与えない。あたしも相手をどうにかしたくて撃っていたわけではなくてなんとなく選んだ相手をなんとなく撃った。(抜粋)

どこか冷めた目線にいまらしさがにじみ出ているように思います。
冷めた目線のことを、いまらしさ、と言ってしまうことについて、現代を生きる若者(だと思ってます。もう21ですけど)であるところのわたしとしてはちょっと抵抗があるのですが、ただ、自分の中にそういう面は少なからずあるように思います。

文藝春号に掲載された『嘘、本当、それ以外』はさらにいい。日記という場で文章が垂れ流され(ああ、悪い言い方になってしまった)それに振り回されているという状況はすごく現代的で、若者もどきのわたしにも、感覚としてしみるものがある。
いまは、ミクシィでもなくブログでもない「リアル」というのが高校生の間ではやっているそうですね。やってみたい。
夏号にも三並さんの新作が載っているそうなんですが、そちらはまだ未読ですいません。はやく読みたいなあ、なんて、もはや本紹介ではなくなってしまった。

書評ではない・感想でもない・旅立たない(前田司郎ふうに)この文章はさっさと切り上げて、取材記二日目・神戸編へ移りまーす。



---------------




1こうべ

ねむたげな編集長




2こうべ

たこやきで腹ごしらえをしてから、いざ神戸へ。



3こうべ

神戸・トンカ書店さん。
店内写真は法政文芸本誌に譲りますが、「ザックバランな古本屋」の名のとおり、漫画も絵本も雑誌も、なんでもある店内。お客さんからの持ち込みで販売しているという雑貨も豊富で、ほんとうに飽きない。
店主・頓花さん(トンカ書店という店名は名字から来ていらっしゃるとのこと)はとても温和な方。とくにミニコミ制作者と実際顔を合わせていることで、買い手に紹介でき、距離を近づけることもできるというようなお話をされていたことが印象に残りました。
漫画家・香山哲さんの主催されているイベント、パブリッシュゴッコの会場であることもあり、ミニコミ制作をされている方の交流の場としての要素も大きいよう。

ガケ書房さんもトンカ書店さんも、ほんとうに熱い気持ちを持ってお店をやっていらっしゃるなあ、としみじみ感じました。
書店は、まだまだ、大丈夫です。なんて偉そうなことをいってみたり!




12こうべ

トンカ書店さんを出て、海文堂書店さんへ。
海文堂書店さんでは、古本屋市を開催したり、Aさんの所有している古本をラックひとつぶん使って展示、何冊買っても500円というセールをしていらっしゃるなど、新刊書店としてはちょっと変わった取り組みをしていらっしゃいました。
海文堂通信別冊として出していらっしゃる『ほんまに』も、元気で、面白い冊子でした。
ただ、編集委員が入り口脇に組まれていたちょっとえっちい本の特集棚にくぎづけだったことをわたしは一生忘れません。





4こうべ

ちなみにこっそり食べ歩きもしていました。こちらキャベツ焼き(破格!)



5こうべ

数軒隣の肉まん屋さんにも、当然のように立ち寄ります。



6こうべ

おいしい

7こうべ

おいしい




8こうべ

メリケン波止場へ向かって、神戸らしく海を眺めたりしながら、




9こうべ

一度大阪に戻ってお好み焼き。



10こうべ

からの明石焼き(こうやって振り返ると、じつに粉ものまみれの旅です)。




11こうべ

というわけで、この旅初めての集合写真でお別れします。

京都・神戸取材、大いにくいだおれたりもしましたが、とても実りのある旅だったように思います。ぜひいい記事にしたいとインディーズミニコミ班一同やるきまんまんです。
編集作業もこれからが本番、編集委員全体で一丸となってはりきってまいりますので、機会がありましたらぜひ本誌を手に取っていただけたらと思います。

三回にわたりどうもおじゃまいたしました。読んでいただきまして、どうもありがとうございました。
ゴールデンウィークも残すところ一日。みなさま、どうぞ、おたのしみくださいませ。
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京都・神戸レポート(2)

「文学のインディーズ」企画。

はじまりは中沢けい先生がジュンク堂書店新宿店阪根さんの記事を読まれたことでした。

次号の法政文芸では、小企画として、書店さんにお話を伺い、またいくつかの書店さんを紹介することからミニコミという文化について考えていきます。

いま、盛り上がりを見せつつある(インディーズ)ミニコミとは、ひとことでいうと自主製作の雑誌のことを指します。
出版不況がさけばれるいま、自主製作の雑誌が盛り上がっているという現状は、学生が編集(の大部分? いくぶんか?)を担っている法政文芸編集委員にとっても興味深いものです。

法政文芸は主に法政大学国文学会の会員の方に読まれている冊子で、その中には、多くの文学部日本文学科の学生がいます。
日本文学という学問を志す学生にとって、ミニコミに興味を持ち、手に取ってもらえる機会をつくれるような企画にしようということで、書店さんを紹介し、いくつかの書店さんからはお話を伺うという形式でこの企画を行うことになりました。


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以上いっしょうけんめい書いた能書きでした。
ここからは、京都・神戸遠征楽しかったぜ、という写真をたくさんのせまーす。



2きょうと

そうだ、京都行こう。
はじまりは新宿。夜行バスにのります。



3きょうと

途中のインターで静岡おでんを食べたりしてたら、



4きょうと

到着。



5きょうと

夜行バスから銀閣寺までは4人旅。左から、T・S(3年)、T・K(2年)、H・K(2年)、撮影K・N(4年)。




6きょうと

取材まで時間があるので、バスに乗って、ぶらりと萩書房さんに立ち寄りますが、まだ閉まっていました。



7きょうと

なので、恵文社さんへ。
広い店内に、雑誌類や、絵本、漫画、小説、リトルプレス、などなど。とにかく飽きない店内です。器などを扱った区画、ステーショナリー、便箋や封筒などの雑貨類の取り扱いも豊富。おようふくなどの企画展も行われていました。
写真を撮ってくればよかったのですが、恵文社ワールドに没頭、すっかり許可をいただき忘れたので、恵文社さんサイト内「恵文社一乗寺店について」の店内写真をご覧ください。
ほんとうに、何時間でもいられそうな場所でした。
洋服を扱っていた奥の板張りの床が、踏むたびに、きいと水晶を爪でひっかいたみたいな音を立てて、いいなあと思ったことを覚えています。



なんて言っている間に、中沢先生と合流する約束の時間は過ぎていました。
生まれてきてすいませんと平謝りしながら、先生・編集長(3年)と銀閣寺前で合流します。



8きょうと

まずは腹ごしらえ。に志田さんでちょっくらゆばなど、なんて、贅沢しちゃいました。
ゆばとクリームチーズの揚げだし。とろりとしたゆばがたまらない味わい。



9きょうと

食後、中沢先生とお茶を飲みながら、インタビューの細部を詰めます。




11きょうと

そしてガケ書房さんへ。
店内の写真は次号の法政文芸でご覧下さい(宣伝)。
『Tokyo graffiti』と同じ棚に自主製作の雑誌が並べてあったり、『1Q84』の隣にミニコミ『野宿野郎』が並べてあったり(これはH・Kさんが言ってたんだっけ?)、ミニコミを区別しない棚づくり。
おもしろい本がそこかしこにあり、目的のものを探しに来たつもりが、ついつい、他の物も買ってしまいそう。
近所に住んでいらっしゃるという常連の方もよくいらっしゃるとのことで、普段使いをされている本屋という印象も。店主山下さんはおだやかな方で、けれど、とても熱いお話をお聞かせくださいました。インタビューの中身は次号法政文芸で!(宣伝)




12きょうと

そして宿へ。京都はバスの便がよいのがいいですねー。
夜が更けてからは、夕食、秘密会議などを経て、翌日の神戸取材に備えるのでした。



10きょうと

編集長のちゃんとした写真がなくてごめんね。たそがれ編集長で今日のところはお別れします。
次回は、神戸編! おたのしみにー。

京都・神戸レポート(1)

四年、K・Nです。
N姓が異様に多いこの法政文芸ですが、めんこいのがあとの二人で、菌糸類がわたしです。
正式にいうと、N・きのこ・Kといいます。父方の曾祖父が雪国まいたけなので、N家では、代々長女または長男が
このミドルネームを受け継いでいるようです。
信じてください。よろしくお願いします。



さて、いま編集委員会では、メインの企画と並行して、ミニコミについての小特集の制作を進めています。

その取材で、先日、京都ガケ書房さん・神戸トンカ書店さんにお伺いしてきました。

写真係であった不肖わたくしめが、寄り道あり買い食いありの旅の一部をこれから数回にわたり(そう、ゴールデンウィークをいいことに、連載にします)レポートしていきたいと思います。
就職活動を放棄した女の本気を見よ! 更新をお楽しみに!


(つづく)

プロフィール

法政文芸編集委員会

Author:法政文芸編集委員会
法政大学国文学会が発行する文芸誌「法政文芸」編集委員によるブログ。編集の様子やオススメ本の紹介など、個性豊かに発信していきます。法政文芸のバックナンバー、その他のご質問はこちらまで→hosei.bungei@gmail.com

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